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歯科材用・薬剤の選択基準

■ 国際・国内勧告を重視します

 アメリカに Centers for Disease Control and Prevention (CDC) という公的機関があります。 この機関による医薬品のガイ ドラインと 厚生労働省 のガイドラインの両方を遵守します。 なぜ,アメリカの機関を持ち出すのか?といえば, 薬害エイズの問題など国内のガイドラインだけでは不十分であると考えるからです。 診療室で患者さんに使う薬剤および材料については可能な限り説明して納得頂いてから用いるようにします。 薬害エイズの問題や『乾燥脳硬膜』の使用によるクロイツフェルトヤコブ病, 血液凝固製剤によるC型肝炎感染の問題などのように, 諸外国では既に問題が認められていたにも関わらず, 日本国内では放任されていた問題がありました。 未知の病原物質をいたずらに恐れるよりもまず,既知の危険を押さえることを実行します。 そんな訳で,日本のガイドラインを遵守しつつ国外の情報を積極的にフォローするというのは, 医療従事者として極めて当然の態度であると考えております。

 重症の歯周病の治療において歯周組織再生療法を選択する場合, いくつかの生物由来の材料が選択肢として考えられる事もありますが, そういった場合,その代替の化学合成によるマテリアルも交えて, 十分な説明の上患者さんに選択して頂くようにしております。

 インプラント (Implant)は喪失した歯を回復するための理想的な選択肢の一つです。 この方法は,体内に異物を固定するため,抵抗を感じられる方も多いかも知れません。 それは全く正常な感覚であると思います。 しかし,注意深く計画し,実施されたインプラントが素晴らしい長期安定性と快適さをもたらしているのは 世界中で証明されております。 インプラントは世界中でたくさんの種類が発売されていますが, 私たちは科学的な理論に裏付けられ, 最もたくさんの科学的な論拠が揃っているものを選択して患者さんに適用します。

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